<高知県庁>論文過去問

高知県庁の論文過去問をまとめています。

なお、下記の記事では公務員試験の論文頻出テーマをまとめています。
公務員試験受験生はぜひ参考にしてください。

試験概要

【上級試験、障害者を対象とした高知県職員等採用選考試験】
・形式:論文
・試験時間:詳細不明
・文字数:詳細不明

【初級試験、就職氷河期世代を対象とした高知県職員採用試験】
・形式:論文2題(1次試験、2次試験)
・試験時間:1次試験→120分、2次試験→詳細不明
・文字数:詳細不明

【社会人経験者採用試験】
・形式:論文2題(1次試験、2次試験)
・試験時間:それぞれ詳細不明
・文字数:それぞれ詳細不明

※2017年より実施(2016年以前は「行政・TOSA試験」を実施)

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上級試験

行政

【2022年】
令和2年10月、国は「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。

【2021年】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

【2020年】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2019年】
人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

(参考)中山間地域(過疎地域を含む)
高知県では、山間地及びその周辺の地域等地理的及び経済的に不利な地域として、地域振興に関する5つの法律(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の規定範囲を中山間地域としている。

<特別募集>
豪雨、暴風、洪水、地震、津波などの自然災害は、時として、私たちの想像を超える力で襲来し、甚大な被害をもたらします。こうした自然災害から県民の生命や財産を守るため、高知県として防災対策を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントについて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。

【2018年】
高知県の人口を国勢調査で見ると平成2年から人口減少局面に突入し、平成27年には72.8万人となり、平成22年の前回調査から3.6万人も人口が減少しています。このように人口減少が続く状況ではありますが、高知を活力ある地域にしていくため、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

【2017年】
官民一体となった産業振興の取組により、本県の産業経済状況は改善に向け徐々に明るい兆しが広がりつつあります。この明るい兆しを確かで、より強いものにしていくため、今後、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。本県における産業振興策を一つ挙げ、課題と今後の取組についてあなたの考えを述べなさい。

【2016年】
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な社会資本や関連施設の整備が進展するとともに、これを契機として経済活動の活性化に向けた動きが加速することが予想されます。高知県でも、この機を逃すことなく本県経済の活性化を図り、その経済効果を持続的なものとするため、事前合宿の誘致や木材を活用したオリンピック関連施設の整備、よさこい祭りを通じた国際交流の促進などを関係機関に働きかけているところです。そこで、この東京オリンピック・パラリンピックを契機に、高知県の産業・経済を活性化させるため、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

【2015年】
国は、魅力あふれる地方を創生するため、3つの基本的視点(①東京一極集中の是正、②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、③地域の特性に即した地域課題の解決)からなる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地方にも国と一体となった取組を求めています。本県では、こうした国の方針を受け、「地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県」を目指す高知県版の総合戦略を策定したところです。そこで、本県が取組を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントついて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。

【2014年】
本県では、人口減少や高齢化など、今後全国が直面していくことになるであろう課題に対して、全国に先駆けて処方箋(解決策)を示すことで、後続の県から頼られ、目標とされる県、すなわち「課題解決の先進県」を目指して、全庁を挙げて取り組んでいます。このことを踏まえ、本県が現在直面している課題を複数挙げるとともに、そのうち最も重要と考えるものに関して、あなたなりの着眼点や分析をもとに、解決の方策やその進め方を述べなさい。

【2013年】
高知県は、本県の知名度をさらに高めるため、「高知県は、ひとつの大家族やき。高知家」というコンセプトコピーを発表しました。「高知家」は、本県を一つの大きな家族に見立てたものであり、本県の一番の魅力である人、高知県人の家族のような温かさを、家族の笑顔、幸せ、絆やだんらんなどのイメージとともに表現したものです。では、あなたなら、このコンセプトコピーを使い、高知の魅力をどのように全国に発信していきますか。あなたなりの考えを具体的に述べてください。

【2012年】
あなたが、高知県職員になったとします。上司から1億円の範囲内で予算案を作成するように指示されました。予算の使い方は、あなたがやりたいと思う事業であれば、一つでも複数の事業でもよいと言われました。あなたなら、どういう事業にどのような予算を組みますか。事業の目的、内容、期待される効果、事業遂行上の課題や成功させるためのポイントの説明を添えて、予算案を作ってください。

【2011年】
これからの高知県のキャッチコピーを一つ作って、何をどうアピールしたいのかを述べてください。また、それにより期待される効果や展開を併せて述べてください。

【2010年】
この試験は、あなたの識見、判断力、思考力等を評定するものです。次の3つの事項から1つを選び、その事項についての現状と課題を挙げたうえで、それに対して、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

(1)中山間地域 (2)環境エネルギー (3)南海地震

【2009年】
わが国の高齢化は、予想を上回るスピードで進展していますが、少子高齢化はわが国の経済にどのような影響をもたらすでしょうか。また、それに対してどのような対応が必要になるのでしょうか。あなたの考えを述べなさい。

【2008年】
わが国の社会保障制度は、年金、医療、介護保険、生活保護、子育て支援など多分野にわたっています。これらの社会保障システムは、高齢者の暮らしを支える重要な基盤ですが、少子高齢化の急速な進展により、これからのあり方が問われています。そこで、少子高齢化が社会保障制度に及ぼす課題を挙げるとともに、今後、我が国の社会保障制度を維持するためには、どのような取り組みを進めていくことが必要か、あなたの考えを述べなさい。

警察事務、教育事務

【2022年】
令和2年10月、国は「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2021年】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2020年】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2019年】
人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

(参考)中山間地域(過疎地域を含む)
高知県では、山間地及びその周辺の地域等地理的及び経済的に不利な地域として、地域振興に関する5つの法律(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の規定範囲を中山間地域としている。

※上級試験(行政)と同じ問題

初級試験

行政、警察事務、教育事務

【2022年】
<1次試験>
採用後、あなたが仕事をしていく中で、どのような「力」を身につけていきたいですか。またその力を県職員としてどういったことに発揮していきたいですか。あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
あなたが今後も高知県で住み続けるために、「このままずっと変わらずに残っていてほしい」と思う点、また「こういったことを改善したい」と思う点をそれぞれをあげてください。また、そうなるためには今後、高知県はどのような取組が必要だと考えますか。あなたの考えを述べてください。

【2021年】
<1次試験>
あなたは目標を持ってさまざまなことに取り組んできたと思います。目標の達成に向けて工夫や改善を行った経験を一つあげ、具体的に説明してください。また、その経験から得た学びを県職員として働くうえで、どのように活かしていくことができると思いますか、県職員に求められる姿勢にも触れながら、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
あなたは、20年後の高知県をどのように想像しますか。そして、県民がいきいきと暮らせる社会であるためには、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べてください。

【2020年】
<1次試験>
本県が抱える課題には、すぐに解決することが困難な課題、前例のない課題などが多くありますが、それらを乗り越えていかなければ、次の展望は開けてきません。困難な仕事であっても、真正面から取り組むことで一歩一歩前に進めていくことが求められています。あなたは、県職員としてどのような姿勢で職務に取り組んでいきたいと思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
高知県が直面している課題の解決に向けて、どのような取組が必要と思いますか。新型コロナウイルス感染症の流行による社会の変化やデジタル技術の活用にも触れながら、あなたの考えを述べてください。

【2019年】
<1次試験>
本県は、人口減少と高齢化、南海トラフ地震をはじめとする災害への備え、産業の振興など、たくさんの課題を抱えています。こうした課題の解決に向けて、さまざまな取組を進めていくうえで、県職員にはどのような姿勢や能力が求められていると思いますか。また、あなたは職務にどのように取り組んでいきたいと思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
あなたが重要と考える本県の取組を一つ挙げてください。そして、あなたが県職員として採用され、その取組を担当することとなった場合、どのように取組を進めていきますか、あなたの考えを述べてください。

【2018年】
<1次試験>
県民は、県職員にどのようなことを期待していると思いますか。また、県民の期待に応える県職員であるため、どのように職務に取り組んでいきたいですか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
本県は、台風や豪雨、地震などの自然災害の被災リスクが高い状況にあります。災害に強い県土づくりを進めるために行政が取り組むべきことについてあなたの考えを述べてください。

【2017年】
<1次試験>
あなたは、望ましい公務員像をどのように考えていますか。また、そうした公務員になるためにどのような姿勢で職務に取り組んでいきたいですか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
最近あなたが関心を持ったことを一つ挙げ、県職員として採用された場合、そのことにどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べてください。

病院事務

【2022年】
※募集なし

【2021年】
<1次試験>
あなたは目標を持ってさまざまなことに取り組んできたと思います。目標の達成に向けて工夫や改善を行った経験を一つあげ、具体的に説明してください。また、その経験から得た学びを県職員として働くうえで、どのように活かしていくことができると思いますか、県職員に求められる姿勢にも触れながら、あなたの考えを述べてください。

※初級(行政、警察事務、教育事務)と同じ問題

<2次試験>
あなたは、20年後の高知県をどのように想像しますか。そして、県民がいきいきと暮らせる社会であるためには、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べてください。

※初級(行政、警察事務、教育事務)と同じ問題

社会人経験者採用試験

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行政

【2022年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。県民が「高知県で育ってよかった」、「高知県に住んでよかった」と実感できるような高知県となるために、あなたがこれまで培ってきた経験や知識をどのように活かしていくことができると考えますか。あなたの考えを具体的に述べてください。

<2次試験>
令和2年10月、国は「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2021年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、新たなことや物事の改善に挑戦した実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2020年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、成功や失敗の実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県行政全般の業務に従事する行政職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2019年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。高知県の行政職員への転職を希望するあなたにとって、これまでの職務はどのような意義や価値があるものであり、転職によってどのようなことを実現していきたいと思いますか、また、県行政全般の業務に従事する行政職員として、これまでの職務上の役割や業務を通して培った能力をどのように活かすことができると思いますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

(参考)中山間地域(過疎地域を含む)
高知県では、山間地及びその周辺の地域等地理的及び経済的に不利な地域として、地域振興に関する5つの法律(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の規定範囲を中山間地域としている。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2018年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。これまで携わってきた仕事の意義やその仕事におけるあなたの役割をどのように捉えて取り組んできましたか、また、その経験を県行政にどのように活かすことができると思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
高知県の人口を国勢調査で見ると平成2年から人口減少局面に突入し、平成27 年には72.8 万人となり、平成22 年の前回調査から3.6 万人も人口が減少しています。このように人口減少が続く状況ではありますが、高知を活力ある地域にしていくため、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2017年】
<1次試験>
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる者を採用することを目的としています。そこで、即戦力として活躍が期待されるあなたが、特に解決を急ぐ必要があると考える本県の抱える課題を一つ挙げ、あなたに備わった能力等をどのように発揮することで、その課題の解決に取り組むことができると考えているのか述べてください。

<2次試験>
官民一体となった産業振興の取組により、本県の産業経済状況は改善に向け徐々に明るい兆しが広がりつつあります。この明るい兆しを確かで、より強いものにしていくため、今後、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。本県における産業振興策を一つ挙げ、課題と今後の取組についてあなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2016年】
<1次試験>
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたが有する多様な能力や感性のうち、県行政に活かせる「これだけは他人に負けない」と思うものを、これまでの職務経験などを踏まえて述べてください。

<2次試験>
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な社会資本や関連施設の整備が進展するとともに、これを契機として経済活動の活性化に向けた動きが加速することが予想されます。高知県でも、この機を逃すことなく本県経済の活性化を図り、その経済効果を持続的なものとするため、事前合宿の誘致や木材を活用したオリンピック関連施設の整備、よさこい祭りを通じた国際交流の促進などを関係機関に働きかけているところです。そこで、この東京オリンピック・パラリンピックを契機に、高知県の産業・経済を活性化させるため、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2015年】
<1次試験>
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活かせるのか、具体的に述べてください。採点者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、成功体験や失敗体験あるいは最も苦労したこととその対処法などをできるだけ具体的に記述するとともに、県行政で活用していくうえでのポイントやあなたなりのアイデアなどを盛り込んで述べるようにしてください。

<2次試験>
国は、魅力あふれる地方を創生するため、3つの基本的視点(①東京一極集中の是正、②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、③地域の特性に即した地域課題の解決)からなる『まち・ひと・しごと創生総合戦略』を策定し、地方にも国と一体となった取組を求めています。本県では、こうした国の方針を受け、「地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県」を目指す高知県版の総合戦略を策定したところです。そこで、本県が取組を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントついて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。

※上級試験(行政)と同じ問題

【2014年】
<1次試験>
高知県は、今、様々な面で厳しい状況に置かれています。そうした中で、県民の皆様が、将来にわたって安全で安心に暮らしていける、活き活きとした高知県にしていくために、県職員の仕事には、今まで以上に具体的な成果を着実に出していくことが求められています。そういう意味では、公務のプロフェッショナルとして、日々の仕事に全力を挙げて取り組んでいくことが必要です。そこで、「仕事のプロフェッショナル」のイメージをこの試験のテーマとします。まず、あなたがこれまでいろいろなジャンルで見たり聞いたりしたことで、これぞプロフェッショナルだと感じたものを、エピソードなども交えて、そのイメージをわかりやすく述べてください。そのうえで、公務員のプロフェッショナルに、特にどのようなことが求められるのか、理由を添えて、できるだけ具体的に述べてください。

<2次試験>
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人を採用」することを目的としています。そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活用したいのか、できるだけ具体的に述べてください。採用者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、例えば、・成功体験や失敗体験をできるだけ具体的に記述し、それらによって得たもの・また、県行政で活用していく際の、あなた自身の独自のアイデアや成功させるポイントなどにも触れて述べるようにしてください。

就職氷河期世代を対象とした高知県職員採用試験

行政

【2022年】
<1次試験>
本県は、新たな時代の成長の原動力となるデジタル化、グリーン化、グローバル化という3つの潮流を先取りし各施策を更に進化させるとともに、関西圏との経済連携強化や中山間地域の活性化に向けた取組を強く推進しています。こうした状況の下で県職員にはどのような姿勢や能力が求められていると思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
本県では、第4期日本一の健康長寿県構想において、「県民の誰もが住み慣れた地域で、健やかに心豊かに安心して暮らし続けることのできる高知県」の実現を目指し、様々な取組を進めています。あなたは、こうした本県が目指す姿の実現のために、今後、どのような取組が必要だと考えますか。あなたの考えを述べてください。

【2021年】
<1次試験>
あなたは目標を持ってさまざまなことに取り組んできたと思います。目標の達成に向けて工夫や改善を行った経験を一つあげ、具体的に説明してください。また、その経験から得た学びを県職員として働くうえで、どのように活かしていくことができると思いますか、県職員に求められる姿勢にも触れながら、あなたの考えを述べてください。

※初級試験(行政、警察事務、教育事務)と同じ問題

<2次試験>
あなたは、20年後の高知県をどのように想像しますか。そして、県民がいきいきと暮らせる社会であるためには、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べてください。

※初級試験(行政、警察事務、教育事務)と同じ問題

【2020年】
<1次試験>
本県の人口構成を見ると、今後も人口減少が続くこと自体は避けられず、県経済の縮みや中山間地域の衰退といった困難な課題に対応しつつ、県勢の浮揚を実現するためには、これまでの取組をさらに発展させ、時代の変化に合わせて進化させていくことが必要です。こうした状況のもとで県職員にはどのような姿勢や能力が求められていると思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
高知県などの地方が直面している課題の中からあなたが取り組んでみたいと思うものを一つ挙げてください。そして、その課題の解決方法を提案してください。

障害者を対象とした高知県職員等採用選考試験

行政、教育事務

【2022年】
あなたが「こうありたい」と思う公務員像はどのようなものですか。またそうした公務員になるためには、どのような姿勢で職務に取り組んでいくべきだと考えますか。あなたの考えを述べてください。

【2021年】
あなたの強み(長所)を具体的なエピソードを交えて説明してください。また、その強み(長所)を活かして、県職員としてどのような業務に取り組みたいと思いますか、あなたの考えを述べてください。

【2020年】
<1次試験>
最近のニュースで関心を持った出来事を一つあげ、その課題や問題点を説明してください。また、そのような課題等の解決に向けて、行政分野においてさまざまな取組に従事する県職員にはどのような姿勢や能力が求められると思いますか、あなたの考えを述べてください。

<2次試験>
※受験者がいなかったため論文問題なし。

【2019年】
あなたはこれまでにさまざまなことに挑戦してきたと思います。あなた自身の成長につながったと強く感じた体験を一つあげ、具体的に説明してください。また、県職員として働いていくうえで、その経験から得た学びをどのように活用していくことができると思いますか、あなたの考えを述べてください。

県立病院事務

【2020年-2022年】
※募集なし

【2019年】
あなたはこれまでにさまざまなことに挑戦してきたと思います。あなた自身の成長につながったと強く感じた体験を一つあげ、具体的に説明してください。また、県職員として働いていくうえで、その経験から得た学びをどのように活用していくことができると思いますか、あなたの考えを述べてください。

※障害者を対象とした高知県職員等採用選考試験(行政、教育事務)と同じ問題

【高知県庁】論文予想テーマ模範解答セット

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これまでの高知県庁の過去問を徹底分析し、出題傾向を完全網羅しています。

また、基本政策である「5つの基本政策」において示されている「将来に希望の持てる県づくり」を解析し、出題可能性が高い予想テーマについても内容に組み込んでいます。

その上で、全ての予想テーマについて模範解答を作成した、充実のセットとなっております。

組織概要
公務員試験論文道場

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高知県