北九州市役所の論文過去問と予想テーマ模範解答セットを紹介しています。
なお、下記の記事では公務員試験の論文頻出テーマをまとめています。
公務員試験受験生はぜひ参考にしてください。
試験概要
【上級等採用試験[通常枠]一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)】
・形式:論述(第2次試験)
・試験時間:60分
・文字数:詳細不明
【上級等採用試験[通常枠]一般事務員(行政Ⅰ:小論文)】
・形式:小論文(第1次試験)、論述(第2次試験)
・試験時間:それぞれ60分
・文字数:800字以内(論述の文字数は詳細不明)
【上級等採用試験[通常枠]一般事務員(行政Ⅱ、デジタル)】
・形式:経験小論文(第1次試験)、論述(第2次試験)
・試験時間:それぞれ60分
・文字数:800字以内(論述の文字数は詳細不明)
※2023年より「行政Ⅱ」を再開
北九州市役所の論文予想テーマ模範解答セットはこちら↓
自治体ごとの過去問の傾向や方針、全国的な出題傾向等を分析し、その傾向を踏まえた上で予想テーマ全てに模範解答を収録しました。 公務員試験の論文を知り尽くした講師が執筆した究極の対策セットをあなたに。
上級等採用試験[通常枠]
一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)
【2023年】
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる日本の特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1の特徴が北九州市においてあてはまると仮定し、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「世界時価総額ランキング」
資料2:「日本の大学発ベンチャー数の推移」
資料3:「18歳意識調査(国や社会に対する意識)」
資料4:「主要国における開業率の推移」
※資料は省略
【2022年】
(設問1) 資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2) 設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「大企業と中堅企業のBCP(事業継続計画)策定状況」
資料2:「企業調査(令和元年度)のアンケートの回収状況(大企業・中堅企業)」
資料3:「地区防災計画の策定状況について(令和2年4月1日現在)」
資料4-1:「第5次男女共同参画基本計画における都道府県防災会議及び市町村防災会議の成果目標」
資料4-2:「都道府県防災会議の委員に占める女性の割合」
※資料は省略
【2021年】
(設問1)下記の資料から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき課題を挙げ、あなたが考える具体的な解決策を論じなさい。
資料1:令和元年度(2019 年度)エネルギー需給実績(確報)(資源エネルギー庁)
資料2:IEA「World Energy Balances 2019 Edition」
(一財)日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」
資料3:2019年度の温室効果ガス排出量(確報値)について(環境省)
資料4:全国地球温暖化防止活動推進センターホームページ
※資料は省略
【2020-2019年】
※詳細不明
【2018-2016年】
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
一般事務員(行政Ⅰ:小論文)
【2024年】
令和6年3月、北九州市は新たな基本構想・基本計画を公表した。この基本構想・基本計画における3つの重点戦略の一つに『「稼げるまち」の実現 ~人も企業も潜在力を開花できるまち~』があり、その主要な政策の一つとして、次のことを掲げている。
・若者のチャレンジへの支援
若者がこのまちで、自らの夢に向かって挑戦・活躍できるよう、学生期において、企業や地域、行政などとの協働により、SDGsの視点も踏まえ、まちづくりや社会課題に主体的に関わる機会を創出します。また、教育機関との連携により、文理問わずすべての学生の基礎的なデジタルスキルの取得・向上や、市内外の新規学卒者や第二新卒者などの若者の地元就職を促進します。
そこで、この政策を実現するために北九州市役所が取り組むべき課題を一つ挙げ、その解決策と、この政策を実現することによってあなたが思い描く北九州市の将来像を具体的に述べなさい。
【2023年】
<第1次試験>
本年2月、北九州市は市制発足から60年という節目を迎えた。 北九州市には、ものづくりの街として蓄積した技術・ノウハウと、産業発展の中で発生した公害の克服など幾多の困難を乗り越えてきた経験がある。 さらに、本州と九州との結節点に位置し、アジアへも近いといった地理的優位性や、都市部と海山等の自然が近接しているといった、安心安全で住みやすい環境がある。 そこで、北九州市が持つ技術・ノウハウや経験、地理的条件や環境等を踏まえ、あなたが考える北九州市の将来目指すべき姿を挙げ、その実現に向けて、どのような施策を展開していくべきか、解決すべき課題とともに具体的に述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる日本の特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1の特徴が北九州市においてあてはまると仮定し、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「世界時価総額ランキング」
資料2:「日本の大学発ベンチャー数の推移」
資料3:「18歳意識調査(国や社会に対する意識)」
資料4:「主要国における開業率の推移」
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2022年】
<第1次試験>
本市では、これまで新型コロナウイルス感染症に対し、市民への迅速なワクチン接種を進めるなど、感染症拡大防止に向けた積極的な取組を実施してきた。同時に、「東アジア文化都市北九州2020-21」や「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」など、まちのにぎわいづくりの創出に果敢に挑戦してきた。令和4年度においても引き続き、新型コロナ対策に万全を期すとともに、本市の将来を牽引する戦略的なプロジェクトをはじめ、ゼロカーボンに向けた取組やDXの推進など、SDGsのトップランナーを目指す取組を着実に推進することで、「日本一住みよいまち・北九州市」の実現に繋げることとしている。そこで、あなたが考える「日本一住みよいまち・北九州市」像を述べた上で、その実現に向けて、どのような施策を展開していくべきか、解決すべき課題とともに具体的に述べなさい。
<第2次試験>
(設問1) 資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2) 設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「大企業と中堅企業のBCP(事業継続計画)策定状況」
資料2:「企業調査(令和元年度)のアンケートの回収状況(大企業・中堅企業)」
資料3:「地区防災計画の策定状況について(令和2年4月1日現在)」
資料4-1:「第5次男女共同参画基本計画における都道府県防災会議及び市町村防災会議の成果目標」
資料4-2:「都道府県防災会議の委員に占める女性の割合」
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2021年】
<第1次試験>
本市では、令和3年4月に国が進めるAI(人工知能)やビッグデータなど先端技術による未来都市づくり「スーパーシティ構想」に「北九州市東田Super City for SDGs構想」として応募したところである。本構想では、目指すべき未来像として、「『世界の環境首都づくり』を礎とし、デジタル先端技術を駆使することで、環境・経済・社会の好循環によるSDGsの加速化、脱炭素社会の実現を目指す」こととしている。そこで、環境と経済の好循環による脱炭素社会を目指す「環境」の視点、地域課題の解決や新たな先端ビジネスによる「経済」の視点、あらゆる世代や障害のある方など、みんなが活躍できる「社会」の視点などを踏まえ、目指すべき未来像の実現に向けて、どの ような施策を展開していくべきか、解決すべき課題とともに具体的に述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)下記の資料から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき課題を挙げ、あなたが考える具体的な解決策を論じなさい。
資料1:令和元年度(2019年度)エネルギー需給実績(確報)(資源エネルギー庁)
資料2:IEA「World Energy Balances 2019 Edition」
(一財)日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」
資料3:2019年度の温室効果ガス排出量(確報値)について(環境省)
資料4:全国地球温暖化防止活動推進センターホームページ
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2020年】
<第1次試験>
本市では、令和2年4月に「第2期北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定した。第2期総合戦略では、「女性と若者の定着により社会動態をプラスに」という第1期の基本方針を堅持しつつ、新たに、「産業の活性化や生産性向上という地域経済の視点」、「質の高い暮らしと快適なまちの実現に向けたまちづくりの視点」を明示している。そこで、上記「地域経済の視点」及び「まちづくりの視点」を踏まえ、社会動態のプラス達成に向けて、どのような施策を展開していくべきか、解決すべき課題とともに具体的に述べなさい。
<第2次試験>
※詳細不明
【2019年】
<第1次試験>
北九州市は積極的にSDGsに取り組んでおり、これまで、「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」(OECD)、「SDGs未来都市」(内閣府)などに選定されてきた。また、今年4月には、企画調整局に、SDGs推進室を設置したところである。一方、今年2月に大手広告代理店が実施したSDGsに関する全国調査によると、「SDGsという言葉を知っている」との回答が、約15%にとどまっている。そこでまず、SDGsについてわかりやすく説明した上で、あなたが北九州市役所の職員となった場合、SDGs達成に向けてどのような取組を進めていくか、あなたが考える独創的な方策を、解決すべき課題とともに具体的に述べなさい。
<第2次試験>
※詳細不明
【2018年】
<第1次試験>
近年本市では、少子高齢化の進行や、生活様式の変化、一人暮らしや共働き世帯の増加などによって、地域のつながりが希薄化し、自治会・町内会への加入者が年々減少するなど、地域コミュニティの活力低下が懸念されている。そしてこのような状況は、全国的にも、特に都市部において同様の傾向が見られる。そこで、地方行政を進める上での、地域コミュニティのこれからのあり方について、現在の課題とその解決に向けた対策など、あなたの考えを述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2017年】
<第1次試験>
北九州市では、平成29年4月に「北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を改訂し、『女性と若者の定着などにより社会動態をプラスにしていき、地方創生の「成功モデル都市」を目指す』という基本方針を定めている。そこで、あなたの考える「成功モデル都市」像を述べた上で、その実現のために、どのような施策を展開していくべきか具体的に述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2016年】
<第1次試験>
本市では、地方創生実現のため、「時代に合った魅力的な都市をつくる」ことを目標のひとつに掲げており、その施策として、シビックプライドの醸成に取り組むこととしている。シビックプライドの醸成を図るためには何が重要であるか、あなたの意見を述べるとともに、あなたが市職員に採用された場合、この問題にどのように取り組んでいくかも併せて述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2015年】
地方自治体における危機管理の対応の範囲は、自然災害に加え、社会的、人為的な事象へと広がってきており、より幅広い対応が求められている。地方自治体における危機管理とはどうあるべきか、また、有事の際に実効的な対応を行うためには何が必要なのか、あなたの考えを端的に表す「キーワード」とともに、あなたの意見を述べなさい。
【2014年】
<第1次試験>
本市は、平成25年2月に市制50周年を迎え、約1年間にわたり様々な記念事業を行うなどして、この節目を祝ってきたところである。しかし、全国的に人口の減少や少子高齢化が進む中、本市を取り巻く社会経済環境はこれまで以上に厳しさを増すことが予想されるが、50年後においても、本市が活力ある都市として発展しつづけるためには、どのような視点を持ちながら市政運営を行っていくべきか、あなたの考えを述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
【2013年】
北九州市では、本年3月、「新たな技術と豊かな生活を創り出すアジアの先端産業都市」を目標像とする「北九州市新成長戦略」を定め、産・学・官・民による新成長戦略の推進に取り組んでいるところである。この新成長戦略では、成果目標の一つとして「新たな雇用創出」を掲げている。そこで、雇用問題についてあなたの考えを述べるとともに、北九州市民の雇用を確保するには行政としてどうすればいいか述べなさい。
【2012年】
北九州市は、平成23年12月、国から「環境未来都市」に選定されるなど「世界の環境首都」を目指し、様々な取り組みも進めているところである。そこで現在、本市が進めている環境施策をいくつか挙げるとともに、その施策をさらに進めていくにはどのような取り組みを行えばよいと考えるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
【2011年】
本市は平成25年2月に市制50周年を迎えるが、本市を一層にぎわいあふれる魅力あるまちにするには、市制50周年記念として、どのような取り組みを行ったらよいか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
【2010年】
防災対策、危機管理対策について、資料から読み取れる特徴を挙げ、今後取り組むべき課題を挙げて具体的な解決策を論じなさい。
【2009-2008年】
<第1次試験>
あなたが考える北九州市の課題を一つ挙げ、そう考える理由とその解決策について、具体的に述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
※資料は省略
一般事務員(行政Ⅱ)
社会人受験生向けの模範答案集はこちら↓
社会人を対象とした区分は、社会人採用専門予備校Gravityさんが提供している模範答案集がおすすめです。
圧倒的なテーマ数で様々な受験先に対応しており、申し分ない内容となっています。
【2023年】
<第1次試験>
あなたのこれまでの経験を踏まえ、あなたが考える北九州市の持つポテンシャル(まだ十分にいかされていない潜在的な能力や特長)と、そのポテンシャルを引き出し、北九州市の成長に活かすため、北九州市役所として挑戦すべき施策について述べなさい。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる日本の特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1の特徴が北九州市においてあてはまると仮定し、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「世界時価総額ランキング」
資料2:「日本の大学発ベンチャー数の推移」
資料3:「18歳意識調査(国や社会に対する意識)」
資料4:「主要国における開業率の推移」
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
一般事務員(デジタル)
【2024年】
北九州市は、令和3年12月、「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指して「北九州市DX推進計画」を策定しました。この計画では、デジタル技術を活用した業務の効率化や市民サービスの向上を進めるとともに、課題解決に主眼を置き、サービスや仕事のやり方を根本から改革するDXを推進するものとしています。また、令和6年3月には新たな基本構想及び基本計画を策定しました。この基本計画には、「行政運営において、供給者視点から利用者視点への転換を図り、革新的なデジタル技術などを活用して、行政サービスや市役所の業務を抜本的に見直すDXを推進します。推進にあたっては、誰もが安心して必要とする行政サービスを利用できるよう、多様化する市民や企業などのニーズに迅速に対応し、便利・快適な環境づくりに取り組みます。」といったことが盛り込まれています。そこで、以上のことを踏まえ、あなたが考える「北九州市役所が行うべきDX」を1つ挙げ、その内容とそう考えるに至った理由を具体的に述べた上で、その実現に向けた課題を示し、あなたのこれまでの実務経験や専門的知識に基づく解決策を具体的に提案してください。
【2023年】
<第1次試験>
北九州市は、「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指して、「北九州市DX推進計画」を策定し、デジタル(技術)を活用した業務の効率化や市民サービスの向上を進めるとともに、課題解決に主眼を置き、サービスや仕事のやり方を根本から改革する「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を推進しています。DXを推進していくにあたっては、全ての職員が、デジタルファーストの視点で、行政サービスの利用者である市民の立場に立ち、市民の満足度を高めることが重要です。そのためには、前例にとらわれることなく、それぞれの現場で、自ら率先して主体的に考え、失敗を恐れずチャレンジできる「意識改革」が必要です。これを踏まえ、窓口業務など市民と直接接する職場に配属になったと仮定して、あなたが考える「市民の満足度を高めるDX」の取組について例示し、それを実施する際に考えられる課題を具体的に挙げ、あなたのこれまでの実務経験や専門的知識等をもとに、デジタル区分での採用職員として考える解決策を具体的に提案してください。
<第2次試験>
(設問1)資料1、2、3、4から読み取れる日本の特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1の特徴が北九州市においてあてはまると仮定し、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「世界時価総額ランキング」
資料2:「日本の大学発ベンチャー数の推移」
資料3:「18歳意識調査(国や社会に対する意識)」
資料4:「主要国における開業率の推移」
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2022年】
<第1次試験>
北九州市は、「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指して、「北九州市DX推進計画」を策定し、デジタル(技術)を活用した利便性の向上や効率化などを進めるとともに、生活や仕事など様々な分野での課題解決を図る「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を推進しています。DXを推進するにあたっては、ミッション(目的・使命)を「デジタルで快適・便利な幸せなまちへ」に定め、誰もが、住みやすく、人のぬくもりを感じ、住み続けたい、住んでみたいと思える、快適・便利で幸せな、魅力あるまちの実現を目指しています。これらの方向性を踏まえ、「市役所のDX推進」または民間企業等の「地域のDX推進」のいずれかの分野について、どのような課題があるかを具体的にあげ、あなたのこれまでの実務経験や専門的知識等をもとに、デジタルを活用した解決策について、具体的な取り組みを提案してください。
<第2次試験>
(設問1) 資料1、2、3、4から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2) 設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき事項を挙げ、具体的な解決策を論じなさい。
資料1:「大企業と中堅企業のBCP(事業継続計画)策定状況」
資料2:「企業調査(令和元年度)のアンケートの回収状況(大企業・中堅企業)」
資料3:「地区防災計画の策定状況について(令和2年4月1日現在)」
資料4-1:「第5次男女共同参画基本計画における都道府県防災会議及び市町村防災会議の成果目標」
資料4-2:「都道府県防災会議の委員に占める女性の割合」
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【2021年】
<第1次試験>
いわゆる「デジタル手続法」において、以下のデジタル化3原則が基本原則として定められるなど、社会全体のデジタル改革の加速による「新たな日常」の構築が求められています。
◆デジタルファースト
個々の手続・サービスが一貫してデジタルで完結する
◆ワンスオンリー
一度提出した情報は、二度提出することを不要とする
◆コネクテッド・ワンストップ
民間サービスを含め、複数の手続・サービスをワンストップで実現する
これらの方向性を踏まえ、行政のデジタル化によるメリットと課題について考えを述べるとともに、あなたのこれまでの実務経験や専門的知識等をもとに、現在の北九州市役所に不足しているデジタル技術を活用した行政サービスについて、ICTを活用した業務プロセスの改善・転換などに関する具体的な取り組みを2件以上、提案してください。
<第2次試験>
(設問1)下記の資料から読み取れる特徴を3つ挙げなさい。
(設問2)設問1をふまえて、北九州市において取り組むべき課題を挙げ、あなたが考える具体的な解決策を論じなさい。
資料1:令和元年度(2019年度)エネルギー需給実績(確報)(資源エネルギー庁)
資料2:IEA「World Energy Balances 2019 Edition」
(一財)日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」
資料3:2019年度の温室効果ガス排出量(確報値)について(環境省)
資料4:全国地球温暖化防止活動推進センターホームページ
※資料は省略
※一般事務員(行政Ⅰ:専門択一)と同じ問題
【北九州市役所】論文予想テーマ模範解答セット
これまでの北九州市役所の過去問を徹底分析し、出題傾向を完全網羅しています。
また、基本構想・基本計画である「「元気発進!北九州」プラン」において示されている「まちづくりの基本的な考え方」を解析し、出題可能性が高い予想テーマについても内容に組み込んでいます。
その上で、全ての予想テーマについて模範解答を作成した、充実のセットとなっております。